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【ネタバレあり】映画「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」レビュー (2.4 / 5.0点) 死ぬほど退屈だったのは何故か...

 

私はアニメのシーズン1と映画1作目以降のアニメシリーズは見ていませんが、原作は全て読んでいるくらいのレベルです。そこまで熱烈なファンではないので、そこまでハマらなかったというのが率直な意見でした。

※以下、ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください。
また、一度しか観ていないため、細かな記憶違いがあるかもしれません。ご了承ください。

 

「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」好みだったポイント

 

素晴らしい映像表現

冒頭からの映像表現は圧巻です。私自身、この映画はあまり好みでは無かったのですが、映像は文句無しに素晴らしいと感じました。特に無限城内部のどこまでも続いてそうな空間表現や、重力の不安定感も見事に描き切っていたのではないでしょうか。

時折、実写の様な映像もあり、2.5次元的な感覚で圧倒されました。

 

善逸さんがカッコいい

鬼滅の刃で特に好きなキャラが善逸さんなのですが、今回は最初から本気モードの善逸さんが見れてよかったです。

兄弟子との死闘もあっさりな気がするのは置いといて、「おせーんだよクズ」みたいなセリフに痺れました。

 

 

「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」気になったポイント

 

戦闘シーンの表現が過剰

戦闘シーンの過剰表現は前作の映画から気になっていましたが、今回はそれを遥かに上回る過剰さであると感じました。

原作のレベルを超えた超人バトルになっているのはどうなのかという問題です。過剰になりすぎた故に、ドラゴンボールの世界でも通用しそうな戦闘描写になっているのは、個人的に無しだと思いました。

 

すべてをセリフで説明してしまう演出

これは鬼滅の刃に限らずアニメ作品でよくある演出だとは思いますが、キャラクターの心の声ですらセリフで読み上げるのは大嫌いなのです。

映像作品というのは音や表情や間などでいくらでも表現可能な筈なのに、セリフで全て説明してしまい、こちらに考えさせようとしない1番やってはいけない手段だと私は思います。邪推かもしれませんが、説明しないと分からないだろうと舐められている様な気さえして不快でした。

 

回想シーンの多さ

回想シーンの差し込みが異常に多く、戦闘中に何回も回想シーンが入ることでテンポが壊滅的に悪くなっていました。

戦闘がどうなっていくのか楽しみなのに、毎回話の腰を折られるような感覚になり辟易しました。更に後半の猗窩座の回想ですが、セリフ説明で間延びしてる上に御涙頂戴感の強いエピソードで、体感時間が相当長く感じました。拷問に近かったです。

 

 

「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」まとめ

 

アレコレ書きましたが、実際に評価もかなり高いので、まだ観ていない人達は一見の価値があるとは思います。映像は凄いので、是非劇場で観ることをオススメします!

 

2025年 8月 4日現在、前作の「鬼滅の刃 無限列車編」はAmazon primeにて鑑賞可能です。
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