この様な人へ向けて記事を書きました。
この記事を読めば、普段アメリカ英語についての学習しかしていない人がイギリス英語に触れた時に戸惑う事が無くなります。
僕はイギリス英語の英会話レッスンを受けていますが、初めてイギリス英語スペルの単語が出てきた時に
と指摘したら
「コレはイギリス英語のスペルだよ。」
と言われ、すごく恥ずかしい体験をした事があります。
こうならない為にも、スペルの違いを知っておくべきです!
目次
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い 代表的な5パターン
イギリス英語とアメリカ英語での単語スペルの違いは、主に語尾に違いが出ます。
コレには法則があるので、パターンで分ける事で覚えやすくなります!
パターンで覚えてしまえば、分からない英単語も応用で理解する事ができるので知っておきましょう。
代表的な5パターンは以下の通りです。
- 「〜our」と「〜or」
- 「〜re」と「〜er」
- 「〜ise」と「〜ize」
- 「〜ence」と「〜ense」
- 「〜ogue」と「〜og」
それでは1パターンづつ紹介していきます。
※イギリスでアメリカ英語のスペル、アメリカでイギリス英語のスペルが用いられる事もあります。
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い①「〜our」と「〜or」
イギリス英語では「〜our」、アメリカ英語では「〜or」となります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
flavour | flavor | 味、風味 |
colour | color | 色 |
humour | humor | ユーモア |
neighbour | neighbor | 隣人 |
rumour | rumor | うわさ |
など
主に語尾が違いがあります。
ただし例外もあって、
イギリス英語:favourite
アメリカ英語:favorite
意味:お気に入り
※この様に、単語の中間が違う場合もあります。
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い②「〜re」と「〜er」
イギリス英語では「〜re」、アメリカ英語では「〜er」となります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
centre | center | センター、中心 |
theatre | theater | シアター、劇場 |
metre | meter | メートル |
litre | liter | リットル |
fibre | fiber | ファイバー、繊維 |
など
日本でもカタカナで使われる単語が多いですね。
注意ポイント
「〜する人、物」や「比較級」の時につく「〜er」はイギリス英語でも「〜re」にならないので注意!
例:writer(書く人)、better(より良い)はイギリス英語でも同じスペル。
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い③「〜ise」と「〜ize」
イギリス英語では「〜ise」、アメリカ英語では「〜ize」となります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
apologise | apologize | 謝る、謝罪する |
realise | realize | 理解する |
organise | organize | 組織する |
recognise | recognize | 認める |
finalise | finalize | 完了させる |
など
語尾に「〜tion」をつけて名詞化させる時も、このパターンは適用されます。
例
イギリス英語:realisation
アメリカ英語:realization
意味:実現、認識
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い④「〜ence」と「〜ense」
イギリス英語では「〜ence」、アメリカ英語では「〜ense」となります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
licence | license | ライセンス、免許 |
offence | offense | 反則、違反 |
defence | defense | ディフェンス、防衛 |
など
英語学習をしていない人でも知っていそうな単語ですね!
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い⑤「〜ogue」と「〜og」
イギリス英語では「〜ogue」、アメリカ英語では「〜og」となります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
catalogue | catalog | カタログ、目録 |
analogue | analog | アナログ、類似物 |
dialogue | dialog | 対話、会談 |
monologue | monolog | モノローグ、独白 |
など
イギリス、アメリカ英単語スペルの違い まとめ
今回は、イギリス英語とアメリカ英語のスペルの違いについて紹介しました。
いきなり全部覚えるのは大変だと思うので、自分がよく使いそうな単語だけでも覚えるのが良いでしょう。
とりあえずコレだけは覚えておいた方が良い単語4つをピックアップしました。
コレだけは覚えよう!
- 「favourite」と「favorite」
- 「colour」と「color」
- 「apologise」と「apologize」
- 「centre」と「center」
英語学習をしている人にとって、このイギリス英語とアメリカ英語のスペルの違いはいつか遭遇する問題でしょう。
どちらが正解とかではなく、どちらのスペルでも対応できる様にしておけば、旅行などで各国に行った時にスムーズに対応できそうですね!
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